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浜松市消防局は5日、市消防ヘリコプター「はまかぜ」の操縦士が不足しているため、2019年10月まで運休し、操縦士を養成すると発表した。他県で相次いだ防災ヘリの墜落事故に伴い、総務省消防庁は操縦士の2人体制を求めているが、同市は2年以上、1人体制が続いていた。運休中は県内航空消防相互応援協定に基づき、県や静岡市のヘリが応援対応する。
 総務省消防庁は17年3月の長野県消防防災ヘリや18年8月の群馬県防災ヘリの墜落事故を受け、ヘリを所有している全国の政令指定都市などに2人操縦体制の早期実施を求めている。両県の事故はいずれも、操縦士1人で運航していた。
 同局によると、ヘリの運用を開始したのは10年。当時は3人の操縦士がいたが、16年6月から1人になった。市はこれまでに、事業用操縦士を募集、採用したが、思うように養成できなかったという。現在は2人を採用しているが、はまかぜの操縦に必要な型式限定資格は取得していないという。同局は運休中に同機を使って、資格取得を目指す方針。
 はまかぜは17年度、火災や救急などで143回出動した。うち中山間地域を抱える天竜区に93回、市外に4回出動した。5日の市議会9月定例会の建設消防委員会で、市議らは広大な同市の実情を踏まえ、操縦士の待遇改善による人材確保を行うよう要望した。同局警防課の担当者は「ヘリ操縦士の確保は全国的な課題になっている。短期間に集中して養成し、なるべく運休期間を短くしたい」と話した。(記事より。)


ヘリP不足は深刻どころの話ではなくなっている。
防災ヘリといえば最近の群馬県防災もそうだが、長野県防災ヘリ「アルプス」の墜落事故である。
長野もPは1名しかおらず、あの事故で機体とそのPも失った。
そして代わりの防災ヘリ及び操縦訓練対応策として、山梨県防災ヘリ運航委託を行うジャネットの協力で元岩手県防災ヘリの機体リースとパイロット・整備士を派遣した。
(ちなみに長野県防災ヘリ一般購入競争入札も11月7日に行われる。詳細)







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